支援会ニュース SUBJECT |
掲載日 |
二審・全面勝訴の速報で
浅野にメールなどで届いた祝賀メッセージ
発信者に支援会通信掲載の了解済み(一部匿名に) |
2009年7月6日 |
[速報で勝訴判決が出たのを知りました。あなたおよびサポーターの人々の懸命のご努力の賜物にちがいありません。ぼくは一向にお役に立ちませんでしたが、ぼくの助力は不要であった証拠、とその点でも勝ってよかったです。向こうは上告するでしょうが、最高裁が上告受理するか、それが問題ですよね。向こうの代理人はどんな上告理由書を書きますやら、それが興味あります。取り急ぎ、おめでとう、万歳の意をお伝えのため。 奥平康弘@黒姫小屋
](東大名誉教授)
[A wonderful victory! Just amazing! Keep up the good work!--Michael F.
Fox] (米国人学者)
[2005年11月からの長かった裁判。獄中の田中義三も中から先生を応援していたことを思い出します。大変な日々を乗り越え、日ごとに支援体制を充実させた闘いでしたね。お見事です!
今時、このようなさわやかな判決は珍しいので、報道被害に遭っている多くの方々を励ますこととなるでしょう。先生の徹底した真実報道のため闘う信念と情熱が生んだ勝利と思います。
今後ともますますお忙しいと思いますが、お体ご自愛ください。 田中協子](故・田中義三さん=かりの会=のお連れ合い)
[ほんとうにいい判決が出て、頑張ってこられた甲斐がありましたね。山口正紀]
[人報連の大住です。本日、どうしても避けられない仕事・用事がありまして、本日の判決の傍聴には行けませんでしたが、完全勝訴、本当に良かったと思います。
先生が引用された判決文の抜粋は、われわれの主張が認められた形で、事実関係が論理的にすっきりとまとめられていて、読んでいてすがすがしさを感じます。
まずは、メールでのご連絡まで。またいずれ人報連などの機会で近況をお伺いいたしたく存じます。大住良太] (人権と報道・連絡会=人報連=会員、私のネット上の被害について1・2審で陳述書を提出)
[完全勝訴判決とのこと、おめでとうございます。傍聴に行けなくてすみません。
でも、「おめでとうございます」という言葉を使うのは、何か引っかかりますね。
品性卑しいヤツラを相手に、当たり前の結論を得るのに、膨大なエネルギーと時間を費やしたのですから、「おめでとうございます」というよりは、「本当にご苦労様でした」「お疲れ様でした」と言うほうがよいのでしょうか。
でも、今後、同じような被害の未然防止に、大いに役立つことと思います。
口先だけのインチキ学者が多い中で、マスコミ改革の先頭に立って闘う浅野さんと「人報連」で知り合えたことに感謝します。詳しい報告は、次回の「人報連」の例会を楽しみにしています。船橋 進]
(人報連会員)
[おめでとうございます。『諸君!』も潰れた時期に、このような勝利は二重の福音であります。井上静」 (フリーライター)
[勝訴のお知らせうれしく拝読しました。長年の戦いの気苦労を思うと、気丈な貴兄とは言え、さぞ「ホット」されていることと思います。本当に良かったですね。心からおめでとう存じます。菊田幸一](明治大名誉教授)
[控訴審、勝ちましたね。おめでとうございます。向こうは、最高裁まで、いくつもりでしょうか。戸田邦信](元共同通信バンコク支局長、米国在住)
[よかった、よかった!「週刊誌のいい加減な記事に釘をさす」広がりをも考えれば、この勝利は<浅野先生の件>を超えたものになってしまいました。 あなたの望むところでしょうか。矢谷暢一郎](米NY州立大学アルフレッド校教授、元同志社大学学友会委員長)
[良い判決が出たようで、安心しました。本当におめでとう。 今までの取り組みが報われて私もうれしいです。ママのほか、支援してくれたみんなで勝ち取った勝利だと思います。
浅野左也香](長女、弁護士)
[大阪高裁での勝訴、おめでとうございます。
一審を上回る支払い命令を引き出したのは、人権蹂躙雑誌に打撃を与えたことでしょう。
文春側のいきり立ったような談話を、私はむしろ小気味よく読みました。
「セクハラ」などという世間の耳目を引きやすいネタを使っていますが、文春側の狙いが人権報道に対する攻撃と破壊であったことは間違いありません。
その意味で、文春の記事と新聞各紙に掲載された広告によって、貴殿および人権を尊重する報道を目指す運動へのイメージダウンは成功したとも言えることを冷静に受け止めねばなりません。
人権と報道・連絡会などの活動を活発化させて、人を傷つけず冤罪に加担しないまっとうな報道を追求していきましょう。](通信社記者・K)
[完全勝訴、おめでとうございました。判決から間もない時間にグーグルニュースで拝見して快哉を叫びました。それにしても長い年月、蚊やアブにぶんぶんたかられたような時間も過ごされたでしょう。御苦労さまでした。さあ、心機一転さらにご健筆を祈りあげます。長沼節夫](ジャーナリスト、元時事通信記者)
[静岡の安藤です。地裁を上回る高裁での勝訴の速報を受け、嬉しく思います。いままでのご苦労が若干報われるでしょうか。報道によって痛めつけられると、その後の回復がなかなか難しいことはありますが、悪意を持った記事やうらんかなの記事が跋扈する世の中に一石を投じる訴訟となったと思います。ますますのご健勝をお祈りします。安藤 雅裕](アムネスティ・インターナショナル日本第20グループ=通称:静岡グループ=、袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会のメンバー)
[勝訴を心より、慶んでいます。応援しています。最終的勝利を勝ち取るまでがんばりましょう。これからもお互いに頑張っていきましょう!崔寛益](朝鮮新報)
[全面勝訴おめでとうございます。出張に出ていて返信が遅くなり失礼しました。捏造記事の構図を学内の人間関係まで踏み込んで明らかにしているのはすごいですね。週刊誌のいい加減な取材に釘をさす・・・まさにそのとおりの意義ある判決だと思います。長期間にわたる闘い、本当にお疲れ様でした。きのうはおいしいお酒を飲まれたことでしょう。
取り急ぎお祝い申し上げます。小野修一](高松在住、支援会メンバー)
[おめでとうございます。よかったです。勝訴は確信していましたが、高裁で万が一を心配していました。文春、つぶれるまで徹底的に攻めてください。応援します。裁判ほんとにご苦労様でした。勝って当たり前でしょうが、昨今の情勢は、予断を許しません。歴史的勝訴にしてください。
勝訴報告集会なんかやられるのでしょうか。もしやられるのであれば、日程教えてください。片桐元](新潟市、人権と報道連絡会会員、元新聞社記者)-
[当然の判決とはいえ、大変なご心労だったと思います。何と先生に申していいかわかりませんが、ごくろうさまでした。マスコミ学会から足が遠のいていますが、理由の一つは、あまりにどうしようもない(人格的にも、学術的にも)人がのさばっていることがあります。あの教授は最たる人でしょう。この判決を機会に、浄化が進むことを期待しております。今後ともどうかよろしくお願いいたします。井上泰浩](広島市立大学教授)
[やりましたね! おめでとうございます。中途半端な追求しか出来ませんでしたが、これで私の報道の方に正当性があるという証明にもなった訳で誇らしいことです。 角田裕育拝]
[裁判勝訴、本当におめでとうございます。](4回生ゼミ)
[裁判の結果は、インターネットの配信記事で読みました。おめでとうございます。文春の記事を読んだとき、記事として、意味がとれなかったので、とても不信感を持ったことを思い出します。あんな記事を書きっぱなしにして済む話ではないと思います。島谷直子](人権と報道・連絡会会員)
[大阪高裁での審理については、山口さんなどからお話を聞いており、裁判官が提案した和解案の内容から、一審より増額される可能性があるとは思っておりましたが、ほぼ損害賠償額を倍増させ、内容的にも優れたものになったようで、本当におめでとうございました。山下幸夫](弁護士)
[こんにちは。久しぶりです。お元気ですか。先生のメールを読んだところで、裁判を勝ったらしいです。とても嬉しく思います。おめでとうございます。ドリス](ベルギー人、元院生・国費留学生)
[日本経済新聞で、文春裁判の件を読みました。決定的な勝利です。未だ相手側は上告してくるでしょうが、完全勝利をして下さい。文春をつぶしましょう。昭和堂・村井美恵子](『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』編集者)
[第2審勝訴。当然ですが画期的な判決、おめでとうございます。報告集会など行きたかったのですが、仕事があり行けなかったこと申し訳ありません。次田哲治](同志社大学嘱託講師)
[永岡です、勝訴おめでとうございます。文春はムチャクチャです!いいお灸です。]
[勝訴、おめでとうございます。中嶋啓明](共同通信記者)
[このたびは、おめでとうございます。これで一部ライターの「脇が甘い」とか「文春の取材に応じるべきだった」などのイヤミな突っ込みもシャットアウトできますね(笑)杉山寅次郎](「国賠ネット」「仙波さんを支える会」会員)
[おめでとうございます。正義が勝利するのは当然ですが、現実は難しいですから今回の判決{500万円を超えた金額}は歴史的なものだと思います。仙波 敏郎](「警察見張番 愛媛」代表、元・愛媛県警巡査部長)
[勝訴おめでとうございます。こちらも次に向け準備しております。またご支援お願いします。 それと創読みました。佐々木こそ裏金にどっぷりつかっていたことを証明しなくてはならない、との指摘はまさにそのとおりです。ところを変えた裏金報道の第2弾として考えていかなければならないと思っています。道新・佐藤一]
[おめでとうございます。久し振りに溜飲の下がる話題です。当初から私達にとっては当然過ぎる判決内容ではあるのですが、これまでの浅野先生のご苦労やご心痛を考えるととても手放しでは喜べない心境です。とにかくおめでとうございました。マスコミやメディアの勝手なペンの横暴や今後の判例に貴重な一石を投じたと思います。ご苦労様でした。斉間淳子](元南海日日新聞編集長、故斉間満氏のお連れ合い)
[全面勝訴、おめでとうございます!!同然の結果ですが、先生の主張が正当に認められて本当によかったです。しなくていい苦労をしてこられたこと、本当にお疲れ様でした。
とりいそぎ、一言 お祝い申し上げます。土持直子](ディレクター)
土持さんから第二信;
「やっと決着がついたと思ったら、闘いはまだまだ続く様子ですね。メールを拝見する限りでは、先生にお疲れは見られないようですがくれぐれも無理はなさらないように、と思っています。でも、ここまで来たら、謝罪広告は絶対に勝ち取りたいですよね。引き続き応援します。」
[先生勝訴の判決を朝日新聞二社の記事で読みました。おめでとうございます!何もできない身ながら心配申し上げておりました。書いた者勝ち、攻撃した者勝ち、の世の中は許せないです。ただ、被害者の側は闘いにとにかく消耗させられてしまいますね。まずはお体を癒やして下さいますようにお願いいたします。](元学生)
[全面勝訴おめでとうございます。長年の裁判闘争お疲れ様です。腐ったメディアときっちり闘わないと、:ますますはびこるばかり、しかもまともなジャーナリストにも感染しかねないということを、まさに明確に示した闘いですね。裁判闘争から解放されて、浅野さんのやりたいお仕事に専念できることを望みます。前田 朗](東京造形大学教授)
[先生の勝訴のニュース、新聞で読みました。「やったぁ!」と思いました。ほんとうによかったです。土肥いつき](高校教員)
[おめでとうございます。長かったですよね。本当にうれしいです。ぜひまたお会いできるときを楽しみにしています。苦労話をいろいろご披露いただければと思います。道新 青木美希]
[文春裁判の全面勝利、おめでとうございます。各紙報道を見比べると、かえって分からなくなっていましたが、読売の記事で勝利だと理解しておりました。賠償額を見ても、勝利を確信します。これで講演会要請が復活してくれればいいのですが。取り急ぎ。道新 嵯峨仁朗](元新聞労連委員長)
[今回の文春裁判での全面勝訴、本当におめでとうございます。山口さんとも判決直前に電話でお話しする機会がありました。
当然の判決結果といえ、二審判決で賠償額が倍増したというのは画期的だと思います。判決文もお時間があるときにお願いします。
それから、『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』の出版もタイムリーでいいですね。僕も早速購入して読ませていただきますね。また、良かったら僕のNPJでの連載論評にも裁判員制度(まだ上と中だけ、もうすぐ下も書きます!)について書いていますので読んでもらえれば嬉しいです。木村朗](鹿児島大学教授)
[浅野先生、このたびはおめでとうございます。上告されないように、判決を確定させたいですね。今、インターネットテレビを始めようかと考えています。また相談に乗ってください。西谷文和](フリー・ジャーナリスト)
[控訴審勝訴まことにおめでとうございます。よかったですね。頑張った甲斐がありました。本当にうれしく思います。とりあえず、ご苦労様でした](元長崎新聞記者)
[アカハラとの認定や謝罪広告の掲載を命じなかった点は極めて不満ですが、それ以外は妥当な判決ですね。喜田村洋一弁護士はロス疑惑の三浦さんの代理人として上告した際には、けっこうマトモな主張をしていたのに、本件では苦しい主張をしていましたね。ま、それも浅野先生の主張が正しいから仕方ないのでしょうが。仙波王仁](仙波敏郎氏の長男、マスコミに対する複数の名誉毀損訴訟を提起)
[まず、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。勝訴して当たり前のことですが、こういっためでたいニュースを聞くと、やはりほっとしました。
先生の裁判は傍聴することができず、申し訳ないですが、いつも心から応援しています。
今でも先生の生徒でよかったと思います。また、機会がありましたらぜひお会いしたいと思います。潘 喜華(ハン キカ)](浅野ゼミ12期生)
[「先生、おめでとうございます」。先生の吉報、東京で就職活動をしている私にも届きました。そして、私自身も元気になりました。大変長かった裁判お疲れ様です。私は元気にやっております。東京から戻り次第、先生に顔を出しに行きます。最後に、「先生、お疲れ様です」。氏本ロナルド智之](ゼミ14期生)
[ ~浅野健一さんの反骨精神を少しでも学びたい~
文春「セクハラ」ねつ造記事事件裁判全面勝訴、心よりおめでとうございます。そもそもでっち上げ記事なのであたり前の事とは言え、今や裁判官は国家権力の意志に沿って判決される裁判が横行する中で、この判決は極めて画期的なことだと思います。私たち、千葉県9条連は本裁判になかなか支援を出来なかったことを心よりお詫びします。まさに、浅野さんの強い意志と、それを支援する仲間達の粘り強い闘いの結果です。今回の判決は、権力の意に添ったマスコミ報道がまかり通っている理不尽な世の中に対し大きな一石を投じたインパクトのあることだと言えます。
浅野さんは御多忙にもかかわらず、昨年来千葉県9条連の代表として快く引き受けて頂き、千葉県9条連の仲間は心から感謝をしています。そして様々な会議などでのマスコミ報道の真実を暴く講演やお話には多くの仲間が感動をしています。
私たち共に浅野さんもご支援をいただいている「えん罪JR浦和電車区事件」も6月5日に控訴審の判決が予定されています。また、同時に24週にわたり公安情報を基にした「JR総連=革マル」テロリストキャンペーンを行った「週刊現代」や西岡記者に対する名誉毀損訴訟も係争中です。私たちが支援するこのえん罪との闘いに今回の浅野さんの勝利は大きな勇気を得ました。
いつの世も真実を見抜き、真実を求める人や運動体に対する権力の弾圧は避けて通れません。そのような策動には、一つ一つ真実を求めて、地道な裁判闘争を続け、そして真実の情報を発信して、多くの市民に訴え賛同を得て闘うことだと思います。今回の裁判はまさに、その努力の結晶です。2005年以降の浅野さんご本人・ご家族のご苦労は心中察しても余りあるものと思います。にもかかわらず、闘い抜いた浅野さんに心より敬意を表します。今後とも社会の不正を許さず、公平・公正な社会をつくるために、浅野さんの反骨の精神に学び千葉の地で、9条連活動をつくる事で応えていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いします。
2009年5月17日 千葉県9条連幹事会]
[全面勝訴、本当におめでとうございます。英国から喜びを一言お伝えさせていただきます。
まだ最高裁が残っているとはいえ、ようやく重い肩の荷が下り、本来のお仕事に集中できるのではないでしょうか。本当に私も嬉しく思いますし、今後ますます精力的に御活躍されることを心より祈念しています。
アカデミズムの世界に限らず不毛な対立があるのは世の常ですが、その決着は学者であれば論文・研究成果等の業績でこそつけるべきです。千葉紀和](京都新聞記者)
[勝訴判決おめでとうございます。ほとんど全面勝訴の内容のようですね.これまでの営為に心から敬意を表します。
先生の取り組みに対しこれからも様々な妨害・嫌がらせがあるかと思いますがはねのけて闘ってください。
先生にご協力をいただいた松崎さんの週刊現代に対する損害賠償等の訴訟、次回結審です。西岡氏や講談社側の卑劣とすら感じられる「反論」を粉砕して勝利を目指します。
これからのますますのご活躍を祈念して、お祝いのメッセージとします。
弁護士 渡辺千古]
[Dear Asano-san: My hearty congratulations on your total victory at the Osaka Appellate Court against the Bunshun and Watanabe. Now, you might confront the Doshisha to punish Watanabe. If this happened at an American university, Watanabe will be fired. Yoshi Tsurumi.
P.S. I will be visiting Japan from June 29th through July 9th. I am hoping to have a chance to see you. ](米ニューヨーク市立大学、霍見芳浩=つるみ・よしひろ=教授)
[文春裁判は控訴審での全面勝訴、おめでとうございます。「救援」にも、さらに力の入った原稿が送られて来るものと期待しております。救援編集部 宇賀神寿一]
[事実関係の認定を含め、全面勝利おめでとうございます。賠償額も大きく引き上げられているので、被害の度合いや行為の違法性について、一審より重大なものと認めているのだと思います。しかし、謝罪広告が認められなかったのは、本当に残念です。
小原先生からのメールへの返信にも簡単に感想を付しましたが、判決文をよく検討させていただきます。上告が検討されている由、私にも協力させていただけることがあり
ましたら、またご連絡ください。和田真一](立命館大学法科大学院教授)
以下は和田先生が小原弁護士へ送ったメール;
[小原先生
判決文等拝受いたしました。関係者に迷惑をかけるかどうかは謝罪の文面の工夫次第ともいえますし、原告には他の手段も考えられるとは、何のことでしょう。謝罪の必要性
は認めているのでしょうか。だとすれば裁判所として無責任です。浅野先生はジャーナリストなのだから自分で回復しろとでも。自力救済の推奨か?加害者本人が訂正しなければ意味がないと思いますが。和田真一](立命館大学法科大学院教授)
[先生、全面勝訴おめでとうございます。お祝いが遅れたことを心よりお詫び申し上げるとともに、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。今まで本当に辛い戦いだったと思いますが、努力は報われるのだと、先生の精神力はやはり素晴らしいと思いました。
おめでとうございます。
愛媛配属になった同期が、「大学生活は楽しかったんだね」と声をかけてくれます。今振り返っても、やはり浅野ゼミでの経験は何物にも代えがたいものだと感じます。岡村優里で](浅野ゼミ14期生)
[文春裁判 勝訴おめでとうございました。報告集会以来、ずっと判決文を読んでいたのですが、「セクハラはなかった」と認めた同じ判決文で、「記事ねつ造グループに加わってはいけない」と諭した先生の行為がパワハラと認めているのに、違和感を感じます。今後の展開についてのお知らせを楽しみにしております。馬場尚子](浅野ゼミ1期生)
[裁判勝訴おめでとうございます。朝日新聞の記事で、掲載されていたのを見て、家族と喜んでいました。これからも、ますますご活躍されることと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。鄭 聖希](ゼミ13期生)
[裁判良かったですね。文春側は上告したのでしょうか。早く決着するといいですね。下崎 千加](ゼミ4期生、西日本新聞文化部記者)
[先生、裁判の勝利、本当におめでとうございます! 長い裁判でしたよね。先生、お疲れ様でした。真実を勝つ嘘はないことを先生が証明してくださったと思います。先生に出会ったことは日本に行って一番よかったことでもありますし、私の人生で誇りに思うことでもあります。先生、これからもがんばってください!いつも応援しています。スンヒョン](ゼミ13期生)
[文春裁判前面勝訴、ほんとうにおめでとうございます。今の日本のジャーナリズムにも司法にもかなり疑り深い私は、正直なところ、こんないい結果が出るとは思っていませんでした。
文春イエロージャーナリズムにレッドカードを一矢衝きつけたという思いでスッとしました。
判決文を何度も読んで、やっといい判決だと思いました。浅野さん、そして浅野さんをしっかり支援した皆さんの努力の賜物ですね。砂古口早苗](フリーライター、宮武外骨研究者)
[濡れ衣がはれてよかったです。文春は過ちであるとはっきりしたら、潔く誤るべきですね。なぜそうしようとしないのか不思議です。岡本呻也](「仙波敏郎さんを支える会」会員)
[勝訴判決、当然といえば当然ですが、全面勝訴でしたね。矢澤曻治](専修大学教授、弁護士)
[「メディアと権力の不正と歪みを正す闘いのために」2009年6月4日記
浅野健一先生と山口正紀さんをはじめとする支援者の皆さま方へ
文春裁判の二審である5・15大阪高裁で「全面勝訴」を勝ち取られたこと、本当におめでとうございます。浅野健一先生とそのご家族、弁護団の方々はもちろんのこと、ジャーナリストの山口正紀さんや友人・教え子をはじめとする「原告の文春裁判を支援する会」のみなさま方のこれまでのご努力・ご奮闘にも心からの敬意を表させていただきたいと思います。
浅野健一先生に対する謂われなき「セクハラ・アカハラ疑惑」を意図的に作り出し、公的な言論機関を通じてそうした「ねつ造」「でっちあげ」を一方的に垂れ流した一部の著名なメディア研究者と『週刊文春』編集者・文藝春秋社に対しては、これを契機に、直ちにこれまでの罪を率直に認め浅野健一先生ご本人へ直接謝罪をすることはもちろんのこと、『週刊文春』誌上ばかりでなく大手新聞・メディアを通じた謝罪広告を求めたいと思います。しかし、「文藝春秋」社側は大阪高裁の判決が出された当日に「上訴」の意向を表明したと伝えられており、こうした恥ずべき対応に対しては大きな憤りを覚えざるを得ません。
今回の大阪高裁での判決は、一審判決では認められていなかった「E子に対するセクハラ」記載部分でも名誉毀損を認める「判決変更」を行い、一審勝訴判決が認定した損害賠償額275万円の2倍の損害賠償額550万円を命じていることなどが注目されます。もちろん、裁判の主要争点ではないものの、「Dに対するアカハラの記載」については一審同様に名誉毀損とは認定しなかったことや、『週刊文春』誌上や大手新聞・メディアを通じた謝罪広告を被告側に課すものではなかったという点で不十分なものであるという不満もないわけではありませんが、全体的に見れば基本的に原告側の主張内容にそった「全面勝訴」と言っても良い画期的な判決だと思います。
浅野健一先生は、問題の「文春」記事でさえ指摘せざるを得なかったように、「これまで数々の刑事事件で、犯罪被害者や被疑者、あるいは加害者家族の人権を守るために戦ってきた」正義感あふれる勇気ある研究者・ジャーナリストです。浅野先生が書かれた『犯罪報道の犯罪』
(新風舎文庫、新版版 2004/06)は、ジャーナリストやメディア研究者にとって必読の「現代の古典」になっていると言っても過言ではありません。その著作が、今回装いを新たに『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』(昭和堂、2009年)として出版されました。
多くの深刻な問題を積み残したまま裁判員制度裁判が強行実施されて早ければ7月末から裁判員裁判が始まろうとしていますが、この浅野先生の最新刊が裁判員制度の本質と犯罪報道の問題点について考えるための必読文献となることは間違いありません(インターネット新聞NPJに掲載された拙い論評「裁判員制度を根源から問い直す──後世に禍根を残さないために」の中でもご紹介させていただきましたのでご参照いただければ幸いです)。
この文春裁判は、単なる一個人の名誉毀損訴訟とどまらない、日本の民主主義と人権を守る正義の闘いであると思います。最高裁でも「全面勝訴」を勝ち取ることを確信するとともに、浅野健一先生が従来にもましてメディアと権力の不正と歪みを正す闘いで中心的なご活躍をされることを切に願っています。木村 朗(鹿児島大学教員、平和学専攻)](木村さんからの第二信)
[裁判勝訴でおめでとうございました。裁判の勝利で、学内、学外での先生をとりまく環境が改善されていくことをお祈りいたします。松本弘也](「進歩と改革」編集部)
[週刊文春や週刊新潮など一般人のプライバシーや名誉を侵害して顧みることのない一部マスコミの姿勢には以前から疑問を感じていたので、司法の場で彼らの誤りを満天下に示された裁判の意義はとても大きなものがあると感じました。大変におつかれさまでした。](法律家)
[5月15日に行われた文春裁判の控訴審判決は、浅野先生の完全勝訴に終わりました。文春記事(以下、本件記事)掲載および文春ホームページ・文春の新聞広告に本件記事の見出しが載ったことは、浅野先生の名誉を毀損したと高裁によって明確に認定されました。すばらしい判決でした。
3年4ヶ月という長い間、文春という巨大メディアを相手に法廷闘争を継続された浅野先生には、心から「お疲れ様でした!」というメッセージを差し上げたいと思います。そして、京都で浅野先生の代理人として奮闘してくださった若松芳也先生・堀和幸先生・小原健司先生・池田良太先生、また、東京と大分という遠隔地から弁護団の一員として浅野先生を支えてくださった内藤隆先生・徳田靖之先生に心よりお礼を申し上げます。「浅野教授の文春裁判を支援する会」の会員として、浅野先生をずっと激励してくださった支援者の皆様や、学生・教え子として浅野先生を支え続けた浅野ゼミ現役学生や浅野ゼミOBGの方々にも、支援会事務局として厚くお礼を申し上げます。
判決は、謝罪広告が認められなかったことと、D=中谷聡氏(記事中の「Dさん」。浅野先生のもとで9年間学ぶ。現在、関西の私大で非常勤講師)への叱責内容の“解釈”(事実については争点なし。裁判所は「本件記事のつけたし部分」と表現)をめぐって、ごく一部不満が残る判決ではありましたが、90パーセント以上満足できる判決だったと思います。謝罪広告については最高裁の上告審で争うことになりますが、事実認定などの実質的な裁判は控訴審で終了し、文春記事・HPや新聞広告に記事の見出しを出したことについて、判決は「違法」と強く指弾し、記事の虚偽性が明らかとなりました。まさに浅野先生の「大勝利」といってよい判決だったと思います。
今回の判決は、賠償金が550万円に増額しました。一審判決が275万円でしたので、倍額です。これは非常にめずらしい判断と思います。文春を断罪した裁判長の意志が反映されていると思います。
判決では注目に値する部分が何か所もありますが、一番の注目点は、裁判所が本件の基本的な構図を見抜いたということでしょう。つまり、渡辺武達同志社大学社会学部メディア学科教授・三井愛子氏(記事中のA子、現在同志社大学嘱託講師)と中谷聡氏という「渡辺グループ」が、「学内のキャンパス・ハラスメント防止に関する委員会」(当時は「セクシュアル・ハラスメント防止に関する委員会」)に申し立てた事実無根の「ハラスメント被害」を、学内の守秘義務を破って文春側に持ち込み、浅野教授を「天敵」としていた文春もよい機会とばかりにそれを使って、浅野教授を「闇討ち」したということです。
判決では、渡辺教授・中谷氏・三井氏が2004年以降「敵対関係」にあったと認定していますし、渡辺教授は浅野先生に「敵対感情」があったと何回も繰り返し認めています。この構図にはもう一人重要な脇役がいまして、それは立命館大学産業社会学部の津田正夫教授です。津田教授は「渡辺グループ」の協力者として、E子ケースを捏造して文春に提供しました。
判決は、書証・証人尋問を通して、書証として提出されたC子メールは渡辺教授の改ざんの痕跡が見られると認定し、また、津田教授の証言やE子の「証明書」にも触れ「信用できない」としました。
結果、裁判所は、原告である浅野先生側の主張をほぼ採用してくれた判決を出してくれました。審議を経るに従って、文春と「渡辺グループ」と津田教授の虚偽性を見抜いたのだと思います。
判決は、報道加害を繰り返す文春を断罪しています。また、判決の内容は、メディア学を専攻する現役の大学教授・講師である「渡辺グループ」および津田教授に対して、「自分たちが行った行為の重大さが分かっていますか。反省しなさい」という厳重注意を与えているように私には読めました。私はそう解釈しています。
勝訴された浅野先生には、「報道被害」を乗り越えられた経験をもとに、「報道加害」をなくし、「人権と報道」を両立させるための研究活動に邁進していただきたいと思います。今回の控訴審判決は、浅野先生が今まで人生をかけて積み上げてきた活動への裁判所のエールだと思います。
最高裁では事実認定の争いはなく、控訴審判決で文春裁判は事実上「浅野先生勝訴」の判決が確定しました。しかし、最高裁までもう少し続きます。浅野先生と弁護団にはもう少しだけ踏ん張っていただきたいと思います。また、支援者の皆様の温かいご支援を最後までお願いしたく思います。](支援会事務局・森類臣)
(以上)
|
|
|
|
|