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速 報 SUBJECT |
掲載日 |
文春裁判・第4回口頭弁論報告 |
2006年10月12日 |
第4回口頭弁論は、2006年9月13日午後1時10分より、京都地裁(第6民事部合議係・中村哲裁判長)の208号法廷で行われました。
今回は、原告(浅野教授)側から、被告側の主張に対する求釈明の書面、被告側の証拠についての認否書類などの書面が提出されました。この書類について、裁判官は、喜田村洋一弁護士(被告文春側代理人)に「原告側の求釈明の範囲で、答えられる範囲で答えていただきたい」と求めました。被告側からの回答は、10月18日までに書面でなされます。
そして、次回からは証人尋問の進め方について細かい打ち合わせをしていくことになります。膝と膝を着き合わせての作業であり、ラウンド法廷(一般的な法廷よりは小さな法廷で、原告側・被告側が丸いラウンドテーブルを囲んで向かい合う法廷・傍聴可)での弁論期日(法廷はいつもと異なるが傍聴は可能)です。具体的には、誰を証人として申請するのか、尋問時間、内容等を、事前に打ち合わせする作業です。
この日、裁判官が「被告側は、証人についてどう致しますか」と質したところ、被告代理人・喜田村弁護士は「記者たちについてはすぐに出せるが、外部の第三者については、了解が必要」と答えました。前回の口頭弁論のときも、被告側の答えは同じでした。前回から2ヵ月も経っているのにもかかわらず、です。
次回は、10月25日(水)午後4時半から、京都地裁内のラウンド法廷で行われます。ラウンド法廷の部屋は複数あり、どれになるかは現時点では未定です。当日、書記官室に行けば、教えてもらえるとのことです。この日も弁論期日であるため、一般の傍聴も可能です。傍聴をよろしくお願いいたします。
皆様の温かいご支援をどうぞお願いいたします。
※第1回~第3回までの裁判の経過は、当サイトの「関連資料・報道」に掲載されている『救援』の記事をご参考ください。
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