[おことわり] A子さん・D氏・G氏を顕名で表記します
(2007年2月26日)
浅野支援会のHPではこれまで、週刊文春による浅野教授に対する人権侵害報道関係者の氏名表記に関し、5人のメディア学研究者のうち渡辺武達氏(同志社大教授)・津田正夫氏(立命館大教授)以外の3氏について、文春記事の表記に従って「A子さん(現在、同志社大学嘱託講師)・D氏(男性・近畿圏の複数の大学で嘱託講師、元浅野ゼミ)、G氏(渡辺教授の元院生で現在、国立大学助教授、男性)」として、仮名で表記してきました。
しかし、文春訴訟の進行に伴って明らかになってきたいくつかの重要な事実から、これまでと状況が大きく変化したと判断し、今後は3氏を顕名で表記することにします。
浅野支援会は、文春記事中に登場するA子さんとD氏については、《公人ではあるが、渡辺教授の情報操作、利益誘導によって動いてきた可能性》《2人は“主犯”ではなく、渡辺教授に“利用”されている可能性》があることを考慮し、《2人の“告発”は荒唐無稽、支離滅裂ではあるが、ハラスメントの“被害者”として大学のセクハラ委に申し立てを行っている》という理由から、《当面は匿名とするのが妥当と判断》という方針をとってきました。
また、G氏についても《渡辺教授の要請(脅迫の可能性もある)を受けて、断りきれずに虚偽の事実を文春記者に述べた可能性も捨てきれない》という理由から、《少年法の精神に準じて現在のところ匿名》にしてきました。
また、本HP「関連資料・報道」にある『救援』第448号(2006年8月10日発行)の記事でも、《(※注)『救援』紙上では、A・D両氏の実名が記載されていますが、本HPでは「浅野支援会HPの顕名基準」に従って、「A」「D」(文春記事の表現)と表記します。本HP上の顕名基準につきましては、「HP上での“闇打ち”グループの顕名・匿名基準について」をご覧ください》とお断りしてきました。
しかし、この間の文春訴訟口頭弁論で、文春側が提示してきた準備書面、証人申請などにより、新たに以下のような事実が明らかになってきました。
①A子さん・D氏らが週刊文春の取材に積極的に応じていること、その具体的な経過・内容が文春側準備書面自体によって明らかになったこと
②「同志社大学セクシュアル・ハラスメント防止に関する委員会」(現在は「キャンパス・ハラスメント防止に関する委員会」と改称)の審理に関して寄せられた多数の内部資料がA子さん・D氏・渡辺教授らを介して、週刊文春記者に取材資料として提供され、さらにそれが、裁判において、被告文春側の書証として提出されたこと
③被告文春側が、A子さん・D氏・G氏を、文春報道の名誉毀損行為を否定する証人として申請する予定であること
(詳しくは、本HPの「関連資料・報道」の『救援』各記事もご参照ください)
こうした事実は、この3氏が単に「渡辺教授に利用されていた」とか、「渡辺教授の要請を受けて断りきれなかった」とかいう「消極的加担」のレベルではなく、自らの意思・責任で文春記者の取材に応じ、人権侵害報道を妥当だとする文春主張の立証に積極的に関与していることを示すものです。
したがって、浅野支援会としては、匿名報道主義の原則に基づいてA子・D氏・G氏に対し、これまでのような配慮・留保を行う必要はなくなったと判断するにいたりました。今後、HPにおいて、渡辺武達氏(同志社大教授)・津田正夫氏(立命館大教授)に続き、A子・D氏・G氏についても、その研究者としての社会的責任を明らかにするため、以下のように表記することとします。
A子さん=三井愛子氏(同志社大学嘱託講師)
D氏=中谷聡氏(京都光華女子大学・関西福祉科学大学で非常勤講師)
G氏=野原仁氏(岐阜大学地域科学部地域文化学科助教授)
以上